小女子(コウナゴ)と呼びます。関西ではイカナゴと呼ばれたりします。
                      
元々、小女子は資源保護のため県によって漁の期間(約2ヶ月~3ヶ月程度)が定められておりシラスにくらべ加工期間が短く貴重なちりめんです。
                      
シラス同様2.0cm位が価値観が高いのですが漁が始まって20日もすれば大きく育ってしまうため、ちりめんとしての製品はいくらもできないのが難点でした。
                      
ですが、近年は全国的な不漁を受け市場から消えつつあります。
                  
 小女子はシラスより磯の香りが少しだけ強いのと柔らかいのが特徴で魚好きな人には根強い人気商品です。
脂も多く、成長して女郎魚(メロウド)となると養殖魚の餌として重宝されています。
                      
 減少傾向となっている理由については色々と諸説がありますが、震災前のように大量の小女子が水揚げされるのを願うばかりです。
                      
小女子



